VTuberを始めたいけれど、
「どんなキャラクターにするか決まっていない」
「絵も描けない」
「髪型や服まで考えられない」
という状態でも、VTuberモデルを依頼できます。
選ぶのは、「Live2Dモデリングのみ」の依頼ではなく、キャラクターデザインから対応している制作プランです。
実際に現在のVTuberモデル制作でも、キャラクターデザイン、パーツ分けイラスト、Live2Dモデリングまで一括して受けるサービスがあります。
髪型、目、服、名前、性格まで全部決めてから問い合わせる必要はありません。
ただし、本当に何も決めず「全部おまかせ」にするより、
絶対に入れたいもの。
絶対に避けたいもの。
制作者へ任せてもよいもの。
の3つだけ整理してから相談する方が、完成後の「思っていたのと違う」を減らせます。
完成したキャラクター設定画はなくても依頼できる
VTuberモデルを依頼するときに、自分でキャラクターの設定画を描く必要はありません。
キャラクターデザインから対応している制作者なら、依頼者から希望を聞き、ラフと呼ばれる下書きを出しながらデザインを決めていきます。
たとえば、
女性。
20代くらいの雰囲気。
青系。
猫がモチーフ。
少しクール。
ゲーム配信をする。
といった情報だけから相談できる場合があります。
そこから制作者が髪型、服、装飾などを提案し、ラフを見ながら調整します。
「自分でキャラクターを完成させてから、その絵を作ってもらう」のではありません。
キャラクターを一緒に決めるところから依頼できます。
名前や性格まで決まっていなくてもいい
キャラクター未定というと、
名前。
年齢。
性格。
職業。
詳しい世界観。
まで設定しなければならないと思うかもしれません。
しかし現在のキャラクターデザイン依頼では、名前・性格・設定について「決まっていれば伝える」という形のサービスもあります。
つまり、
見た目を先に作る。
↓
モデルを見ながら名前を考える。
↓
活動開始までに性格や設定を固める。
という進め方もできます。
特にVTuberを初めて始める場合、最初から細かな設定を何十項目も作っても、実際に活動すると使わない設定が出てくることがあります。
モデル制作に必要な情報と、活動開始後に決めてもよい設定を分けて考えます。
最初に決めたいのは「細部」ではなく方向性
キャラクター未定でも依頼できますが、完全な白紙より、方向性を少し決めた方が話は進みやすくなります。
必要なのは、
前髪はこの形。
靴はこの色。
ピアスはこの位置。
といった細かい指定ではありません。
まず、
かわいいか、かっこいいか。
明るいか、落ち着いているか。
人間か、けもみみ系か。
現代風か、ファンタジー系か。
配信でどんな印象を与えたいか。
といった大きな方向を考えます。
「落ち着いた雰囲気の男性で、黒と青を中心にしたい」
くらいでも、キャラクターデザインを始める材料になります。
「絶対に入れたいもの」を1~3個決める
キャラクター全体を考えられなくても、自分が欲しい要素なら決めやすい場合があります。
たとえば、
猫耳だけは欲しい。
白髪にしたい。
メガネを付けたい。
和服を取り入れたい。
星をモチーフにしたい。
というものです。
全部を指定する必要はありません。
むしろ最初は、「これがないと自分のキャラクターだと思えない」という要素を少数決めます。
残りを制作者へ任せると、デザインの自由度も残せます。
「嫌なもの」も伝えるとおまかせしやすい
依頼するときに意外と役立つのが、「入れたくない要素」です。
たとえば、
露出の多い服は避けたい。
ピンクは使いたくない。
幼く見えるデザインにはしたくない。
大きな帽子はいらない。
派手な装飾は苦手。
などです。
何が欲しいか分からなくても、「これは違う」は分かることがあります。
絶対に欲しいものと、絶対に避けたいものを伝えれば、その間を制作者へ任せられます。
キャラクター未定の人ほど、この方法が使いやすくなります。
参考画像は「そのまま描いてほしい」という意味ではない
言葉だけでは雰囲気を説明しにくい場合は、参考画像を使えます。
たとえば、
この画像のような落ち着いた色合い。
この服のようなシルエット。
この髪型くらいの長さ。
この作品のような近未来感。
という使い方です。
複数の参考画像から、
髪はAの雰囲気。
服はBの方向。
色はCに近い。
と伝える方法もあります。
ただし、他人のキャラクターをそのままコピーしてほしいという依頼とは分けます。
参考資料は「何が好きかを説明する材料」として使います。
絵師は「上手い人」より作りたい方向と絵柄が合う人を探す
キャラクターが決まっていない状態では、依頼する制作者の選び方が特に重要になります。
すでに完成したデザインがある場合は、そのデザインを再現してもらうことが中心になります。
しかし白紙からキャラクターデザインを頼む場合、その制作者の絵柄やデザインの癖が完成モデルへ強く出ます。
そのため、
かわいい女の子が得意。
中性的な男性が得意。
ファンタジー衣装が得意。
シンプルな現代服が得意。
けもみみが得意。
といった制作例を見ます。
「人気だから」「安いから」だけで決めるより、自分がその人の過去作品を見て「この世界観の中に自分のキャラクターがいてほしい」と思えるかを見る方が重要です。
キャラデザ込みか「モデリングのみ」かを間違えない
VTuber制作の依頼には、大きく分けて別の入口があります。
一つは、
キャラクターデザイン。
パーツ分けイラスト。
Live2Dモデリング。
までまとめて依頼する方法です。
キャラクター未定なら、こちらを選びます。
もう一つが「Live2Dモデリングのみ」です。
こちらは、すでにキャラクターの絵があり、Live2Dで動かせるようにしてもらう依頼です。
モデリングは、完成したキャラクターを考える作業ではありません。
目、口、髪などに分けられたイラストへ動きを付ける工程です。
まだ絵がない状態でモデリングのみのプランへ相談しても、先に原画制作が必要になります。
一人へ全部頼む方法と分けて頼む方法がある
キャラクター未定からLive2Dモデルを作る場合、制作方法は一つではありません。
一人のクリエイターに、
キャラクターデザイン。
パーツ分けイラスト。
Live2Dモデリング。
までまとめて頼む方法があります。
窓口が一つなので、初めて依頼する人には分かりやすい方法です。
一方、
キャラクターデザインはAさん。
Live2D用イラストはBさん。
モデリングはCさん。
のように分けることもできます。
分ける場合は、それぞれの制作者が次の工程を想定して制作できるか確認します。
特にLive2D用イラストは、普通の一枚絵とは違い、目・口・前髪・後ろ髪など動かす部分を分けて作る必要があります。
「キャラデザだけ先に依頼する」方法もある
まだLive2Dモデルまで一気に注文することに不安があるなら、キャラクターデザインだけを先に依頼する方法もあります。
まず、
正面デザイン。
色。
髪型。
衣装。
装飾。
などを決めます。
その完成デザインを基に、あとからLive2D用イラストとモデリングを依頼します。
この方法なら、「まず自分のキャラクターを見てから、本当にVTuberモデルまで作るか決めたい」という場合にも使えます。
ただし別の制作者へ引き継ぐ予定なら、そのキャラクターデザインを他のイラストレーターやモデラーが使ってよい条件になっているかも確認します。
未定でも「活動の使い方」は先に伝える
見た目は決まっていなくても、そのモデルをどう使うかはできるだけ先に伝えます。
たとえば、
ゲーム実況中心。
雑談配信中心。
歌配信をしたい。
ショート動画でも使いたい。
上半身表示が中心。
全身を見せる配信もしたい。
といった内容です。
これはキャラクター設定ではなく、モデルの使い方です。
上半身しかほとんど映らないなら、顔・髪・上半身へ制作の重点を置く考え方ができます。
全身を使うなら、靴や下半身のデザインも重要になります。
見た目が未定でも、使い方は依頼時に伝えておきます。
動かしたいものもキャラデザ段階で伝える
VTuberモデルでは、見た目と動きが別々ではありません。
たとえば、
大きなリボンを揺らしたい。
長い髪を大きく揺らしたい。
猫耳を動かしたい。
しっぽを付けたい。
上着を脱着したい。
複数の髪型を切り替えたい。
となれば、最初からその部品を分けて描く必要が出ます。
完成イラストになってから「やっぱり動かしたい」と言うと、描き足しやパーツの作り直しが必要になる場合があります。
キャラクター自体は未定でも、「こういう動きがあると楽しそう」という希望は早めに伝えます。
一番大事なのはラフの段階で決めること
キャラクター未定から依頼するとき、一番重要になるのがラフ確認です。
ラフは、清書する前のデザイン案です。
この段階なら、
髪型を変える。
服の形を変える。
色を変える。
アクセサリーを減らす。
雰囲気を変える。
といった修正を受け付ける制作者が多くいます。
しかし、清書やLive2D用のパーツ分けへ進むと状況が変わります。
完成した髪を描き直す。
分けたパーツを作り直す。
モデリングをやり直す。
と、前の工程まで戻るからです。
実際の制作サービスでも、ラフ後の大幅変更は追加料金、清書後は大きな変更不可とする例があります。
キャラクター未定で依頼しても問題ありません。
ただし、「最後までいつでも考え直せる」という意味ではありません。
「おまかせ」はラフを見てから判断する
最初に、
髪型はおまかせ。
服もおまかせ。
としていても、完成まで何も見ないわけではありません。
通常はデザイン案やラフを確認する工程があります。
そこで、
思っていたより幼く見える。
もう少し落ち着いた服にしたい。
髪を短くしたい。
色が派手すぎる。
と感じたら伝えます。
「おまかせと言ったから修正を言ってはいけない」と考える必要はありません。
ただし修正回数や範囲は制作者ごとに違います。
契約前に、
ラフは何案出るか。
無料修正は何回か。
どの段階から追加料金になるか。
を確認します。
本当に何も思いつかないなら「好きな作品」を集める
キャラクターの方向性さえ決まらない場合は、いきなり設定表を書く必要はありません。
まず、自分が「好き」と感じるものを集めます。
VTuber。
ゲームキャラクター。
アニメ。
ファッション。
色。
動物。
小物。
世界観。
などです。
そこから、
暗い色が好き。
かわいいより格好いい方が好き。
和風デザインが多い。
動物モチーフが好き。
という共通点を見つけます。
その共通点を制作者へ伝えれば、キャラクターデザインの出発点になります。
逆に「全部決めてから依頼」すると作りにくいこともある
自分で細部まで決めてから依頼する方法が悪いわけではありません。
ただし、
服の構造。
装飾の位置。
髪の量。
動かすパーツ。
までLive2D制作を知らない依頼者が完全に決めると、モデリングしにくいデザインになる場合があります。
キャラクターデザインとLive2D制作の両方ができる制作者なら、
この髪型ならきれいに揺らせる。
このアクセサリーは別パーツにした方がよい。
この服は腕を動かしたとき見え方が変わる。
といった点も含めてデザインできます。
「未定であること」は必ずしも欠点ではありません。
制作者が提案できる余地を残すことにもなります。
依頼前は3つだけ決めれば相談を始められる
キャラクター未定の人は、全部の設定項目を埋めようとしなくても構いません。
最初は次のように分けます。
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 絶対に入れたい | 白髪、猫、青、メガネなど |
| 絶対に避けたい | 露出の多い服、幼い印象、赤色など |
| おまかせでよい | 髪型、服の細部、装飾、名前など |
さらに、
かわいい。
かっこいい。
落ち着いた。
明るい。
ファンタジー。
近未来。
など、大きな方向を一つ加えます。
これだけでもキャラクターデザイン込みの制作者へ相談を始められます。
依頼前に確認するのはデザインだけではない
キャラクター未定の段階でも、契約条件は確認しておきます。
特に、
キャラクターデザイン料金が基本料金に含まれるか。
Live2D用のパーツ分けまで含むか。
モデリングまで含むか。
どのデータが納品されるか。
収益化配信に使えるか。
グッズに使えるか。
著作権は誰が持つか。
第三者へ新衣装や修正を依頼できるか。
制作者が実績として公開するか。
を確認します。
「キャラデザから全部おまかせ」と「キャラクターに関する権利まで全部自分のもの」は同じ意味ではありません。
完成後の使い方まで考えて選びます。
キャラクター未定でも依頼できるが、ラフ決定までに固める
VTuberモデルを依頼する前に、キャラクターを完成させておく必要はありません。
キャラクターデザインから受ける制作者なら、
雰囲気。
モチーフ。
色。
活動内容。
数個の希望。
から一緒にデザインを作れます。
名前、性格、細かな髪型や服装まで未定でも相談できます。
ただし、何も決めないまま完成まで進めてもらうのではありません。
最初は曖昧でもよい。
↓
ヒアリングで方向を決める。
↓
ラフを見て修正する。
↓
デザインを確定する。
↓
パーツ分け・モデリングへ進む。
という順番です。
一番大切なのは、依頼前にすべてを決めることではありません。
ラフを確定するまでに「この姿なら自分として活動したい」と判断することです。
キャラクターがまだ決まっていないなら、「完成してから依頼しよう」と止まる必要はありません。
まずキャラクターデザインから対応している制作者を探し、今決まっていることと、決まっていないことをそのまま伝えるところから始められます。
出典
nizima|nizima
(Nizima)
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