nizimaでVTuber用のLive2Dモデルをオーダーメイドしようとすると、
「予算はいくらで伝えればいい?」
「納期はどのくらい余裕を持たせる?」
「イラストから頼むのか、Live2Dだけ頼むのか決めておく必要がある?」
と迷うことがあります。
結論からいうと、nizimaで相談を送る前に、最低でも「何を作ってほしいか・予算・希望納期」の3つは決めておいた方がいいです。
nizimaのオーダーメイド相談でも、依頼内容に加えて予算と希望納期を入力する仕組みになっており、クリエイター側のプランには最低価格と納期目安が表示されます。
ただし、最初からLive2Dの専門用語や細かな仕様まですべて決める必要はありません。
大切なのは、
何を持っていて
どこから作ってほしくて
どんなVTuberモデルにしたいのか
を整理しておくことです。
最初に決めるのは「どこからどこまで頼むか」
Live2Dモデル制作といっても、依頼範囲は人によって違います。
たとえば、
キャラクター自体まだない
キャラクターデザイン
↓
全身イラスト
↓
Live2D用パーツ分け
↓
Live2Dモデリング
まで依頼します。
キャラクターデザインはある
デザインをもとに、
全身イラスト
↓
パーツ分け
↓
Live2D
を依頼します。
一枚絵を持っている
一枚絵
↓
必要な描き足し・パーツ分け
↓
Live2D
を相談します。
パーツ分け済みPSDを持っている
Live2Dモデリングだけ依頼しやすくなります。
nizimaのLive2D制作依頼例でも、原画の有無と、パーツ分け済みかどうかを明記するよう案内されています。また、原画やパーツ分割状況、モーションの有無によって価格・納期が大きく変わるとされています。
そのため最初に、
「自分は今どこまで素材を持っているか」
を確認しましょう。
依頼範囲が曖昧だと見積もりも曖昧になる
たとえば、
VTuberモデルを作ってください
だけでは、
- キャラクターデザインも必要なのか
- 全身イラストも必要なのか
- パーツ分け済みなのか
- Live2Dだけなのか
が分かりません。
同じ「VTuberモデル1体」でも、必要な作業量は大きく変わります。
nizima公式でも、Live2D制作について、原画やパーツ分割状況などによって価格と納期が大幅に変わると案内しています。
したがって、
予算を決める前に依頼範囲を決める
方が順番として分かりやすくなります。
予算は「いくらが相場?」より上限を決める
オーダーメイドでは、
「Live2Dモデルの相場はいくら?」
から考えたくなります。
しかし、制作内容によって必要作業が違うため、一律の金額では判断しにくいです。
nizimaではオーダーメイドプランごとに最低価格が表示されます。これは、依頼先を探す際の参考価格として使えます。
そのため、
まず、
自分がこのモデルに使える上限
を決めます。
たとえば、
「5万円以内なら検討できる」
「10万円まで」
「多少上がっても15万円まで」
などです。
その上で、自分の希望に近いオーダーメイドプランを探した方が選びやすくなります。
「予算未定」より金額を出した方が相談しやすい
nizimaのオーダーメイド相談では予算入力欄があり、公式ガイドでも、依頼内容・予算・希望納期を明確に記入するよう案内しています。
ダイレクトメッセージの公式例でも、
全身イラスト+Live2Dモデルで○○円
という形で予算を伝えています。
したがって、
「相場が分からないのでお任せします」
だけより、
「予算は最大○万円程度で考えています」
と伝えた方が、
- その予算で可能か
- どこを削る必要があるか
- 追加予算で何ができるか
を相談しやすくなります。
予算が足りないときは仕様を減らす
希望内容が予算を超えた場合、
すぐ依頼を諦める必要はありません。
たとえば、
- 表情差分を減らす
- 特殊モーションを後回しにする
- 衣装差分を作らない
- アクセサリーを減らす
- キャラクターデザインは手持ちを使う
など、依頼範囲を調整できます。
最初から、
全部入りモデル
を作る必要はありません。
VTuber活動を始めた後に必要性が分かったものを追加する方法もあります。
納期は「デビュー日」ではなく、その前を完成日にする
VTuberデビュー日が決まっている場合、
「デビュー日の前日までに納品してもらえばいい」
とは考えない方がよいでしょう。
モデルを受け取った後も、
- データ確認
- トラッキングアプリへの読み込み
- 表情・動作確認
- 配信画面への配置
- OBS設定
- テスト配信
などが必要です。
そのため、
納品日=デビュー日
ではなく、
納品後にテストする期間まで含めて希望納期を決める
方が安全です。
クリエイターの「納期目安」は確認する
nizimaのオーダーメイドプランには、最低価格とともに納期の目安が表示されます。
また、相談時には自分側から希望納期を入力できます。
そのため、
クリエイターの納期目安
+
自分のデビュー希望日
を照らし合わせます。
たとえば、
デビューまで1か月しかない
↓
候補クリエイターの納期目安は2〜3か月
なら、その人へ無理な短納期を頼むより、
- 別のクリエイターを探す
- デビュー日をずらす
- まず既製モデルで始める
などを考えた方がよいでしょう。
「希望納期」と「絶対期限」は分けて伝える
たとえば、
「10月1日ごろ希望。ただし10月15日の初配信までには必要」
というように、
希望
と
これ以上遅れると困る日
を分けて伝えると分かりやすくなります。
nizimaでは相談後、クリエイター側から金額と納期の提案を受け、内容に問題がなければ発注できます。
つまり、最初に書いた希望納期がそのまま確定するとは限りません。
正式発注前に、
最終的な納期に納得しているか
を確認します。
発注後に金額・納期を簡単に変える前提にしない
nizima公式のクリエイター向けガイドでは、受諾後は金額・納期等を変更できないため、事前にDMなどですり合わせるよう案内しています。
これは依頼する側にも重要です。
「とりあえず発注して、あとで仕様を追加すればいい」
と考えるより、
発注前に、
- 制作内容
- 金額
- 納期
- 納品データ
を確認しておいた方が安全です。
欲しい動きは「全部お任せ」にしない
Live2Dに詳しくなくても、
自分が配信で何をしたいか
は伝えられます。
たとえば、
- 雑談中心
- ゲーム配信中心
- 歌配信をする
- 顔を大きく表示する
- 全身も見せたい
などです。
そこから、
- 顔の可動
- 体の動き
- 髪揺れ
- 表情
- モーション
の必要度を相談できます。
nizimaのLive2D依頼テンプレートでも、モデル用途やモーションの有無を伝える形になっています。
専門用語が分からなくても、
「ゲーム配信中に顔を大きく出して使いたい」
のように用途を伝えるだけでも判断材料になります。
表情差分はいくつ必要か決める
表情は追加すると便利ですが、最初から大量に必要とは限りません。
たとえば、
- 笑顔
- 驚き
- 困り
- 怒り
など、よく使いそうなものから考えます。
「20種類欲しい」
と数だけ増やすより、
実際にどんな場面で使うか
を考えた方がよいでしょう。
表情やモーションを増やせば作業量も増える可能性があります。
予算とのバランスを見て決めます。
原画があるなら「使用できるか」を先に確認する
別のイラストレーターが制作した原画を持ち込む場合、
- Live2D化してよいか
- パーツ分けしてよいか
- 別のモデラーへPSDを渡してよいか
- 不足部分を描き足してよいか
を確認します。
単に、
自分がお金を払って買ったイラスト
だからといって、第三者が自由に加工できるとは限りません。
特にイラストとLive2Dを別々の人へ依頼する場合は、発注前に確認しておきましょう。
納品されるデータも確認する
完成したら何を受け取るのかも確認しておきます。
たとえば、
- 配信用の書き出しデータ
- Cubismの編集用データ
- 表情データ
- 説明書
- 元PSD
などです。
依頼内容によって納品物は変わります。
nizimaのオーダーメイドでは複数ファイルをzipで納品する仕組みが案内されており、通常作品投稿のような固定ファイル名はありません。
そのため、
「Live2Dモデル一式」とは何を含むのか
を依頼前に確認した方がよいでしょう。
商用利用・改変・クレジットも確認する
VTuber活動では、将来的に、
- YouTube収益化
- 投げ銭
- メンバーシップ
- PR案件
- グッズ販売
- 新衣装追加
などを行う可能性があります。
そのため、制作費だけではなく、
完成モデルをどこまで使えるのか
も確認します。
nizima公式のLive2D依頼例にも、原画を依頼する場合に「著作権は譲渡していません」という条件例があります。
つまり、
オーダーメイドした=著作権まで自動的に取得
とは限りません。
長く使うモデルほど、利用条件を発注前に確認しましょう。
修正回数も確認しておく
モデル制作では、
「完成して初めて気づいた」
という部分も出てきます。
そのため、
- ラフ段階で何回修正できるか
- Live2D確認後に何回直せるか
- 追加修正は有料か
- 納品後の修正は可能か
などを確認しておくと安心です。
nizimaではクリエイターごとに依頼の流れ・料金表・よくある質問などを設定できるため、まず受付詳細やプラン内容を読むよう公式も案内しています。
書かれていなければ相談時に聞きます。
依頼先を決める前に作品を見る
価格と納期だけでクリエイターを選ばない方がよいでしょう。
Live2Dは制作者によって、
- 顔の立体感
- 髪の揺れ
- 体の動き
- 表情
- 全体の雰囲気
が違います。
nizimaではLive2D作品の販売やオーダーメイドがあり、購入前プレビューにも対応しています。
依頼候補のクリエイターが過去に作ったモデルを見て、
「この人の動かし方が好き」
と思えるか確認します。
最低限これだけ決めれば相談できる
初めてなら、細かい仕様書まで作る必要はありません。
まずは次の7項目を用意すれば相談しやすくなります。
1.用途
VTuber配信用。
ゲーム・雑談・歌なども分かれば伝えます。
2.現在持っている素材
- 何もない
- キャラクターデザインあり
- 一枚絵あり
- パーツ分け済みPSDあり
など。
3.依頼範囲
- イラストから全部
- パーツ分け+Live2D
- Live2Dだけ
など。
4.欲しい動き・表情
分かる範囲で書きます。
5.予算
「最大○万円程度」など。
6.希望納期
デビュー予定日があれば、それより前に設定します。
7.利用予定
収益化、グッズ、新衣装など将来的に予定していることも伝えます。
この状態なら、クリエイター側も不足情報を質問しやすくなります。
相談文はこれくらいでいい
nizima公式のDM例でも、VTuberモデル依頼では、キャラクターイメージ、こだわり、予算、希望納期などを伝える形になっています。
たとえば、
「VTuber配信用のLive2Dモデルをお願いしたいです。パーツ分け済みPSDがあります。ゲーム・雑談配信で使用予定です。顔XYZ、髪揺れ、笑顔・困り顔の表情を希望しています。予算は8万円程度、希望納期は11月末です。」
くらいでも、相談の入口になります。
その後、必要な仕様をクリエイターとすり合わせます。
発注前チェックリスト
最終発注前には、次を確認しましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 依頼範囲 | イラスト・パーツ分け・Live2Dのどこまで |
| 原画 | なし/一枚絵/パーツ分け済み |
| 使用用途 | VTuber配信・動画など |
| 必要な動き | 顔・体・髪・表情・モーション |
| 予算 | 最終見積額を確認 |
| 納期 | 最終納品日を確認 |
| 納品物 | 何のファイルを受け取るか |
| 修正 | 回数・追加料金 |
| 商用利用 | 収益化等が可能か |
| 改変 | 新衣装・他モデラー修正等 |
| 著作権 | 譲渡の有無 |
| クレジット | 表記条件 |
全部を自分だけで決める必要はありません。
ただし、発注した後に初めて確認する項目を減らすことが重要です。
結論|予算・納期より先に「どこまで頼むか」を決める
nizimaでLive2Dモデルをオーダーメイドする前に、最初から専門的な仕様書を作る必要はありません。
ただし、
何を持っているか
どこからどこまで頼むか
いくらまで出せるか
いつまでに必要か
は整理しておいた方がよいでしょう。
特に順番は、
①手元の素材を確認
↓
②依頼範囲を決める
↓
③欲しい動き・表情を整理
↓
④予算上限を決める
↓
⑤希望納期を決める
↓
⑥クリエイターへ相談
↓
⑦見積額・納期・納品物・利用条件を確認
↓
⑧発注
とすると分かりやすくなります。
nizimaでは相談時に予算と希望納期を入力でき、クリエイター側から最終的な金額・納期の提案を受けてから発注できます。
つまり、最初からすべて決め切る必要はありません。
自分が譲れない条件だけ決めて、細かな仕様はクリエイターと相談して詰める。
この使い方が、初めてLive2Dモデルを依頼する人には進めやすいでしょう。
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パーツ分け済みイラストがあり、Live2Dモデリングだけ依頼したい場合は、
「nizimaはパーツ分け済みイラストからLive2Dだけ依頼できる?」
を確認してみてください。
一枚絵しかない場合は、
「nizimaは一枚絵しかなくてもLive2Dモデルを依頼できる?」
を読むと、パーツ分けや描き足しまで含めた依頼範囲を整理できます。
実際にオーダーするとき、追加料金になる部分が気になる場合は、
「nizimaのLive2Dモデル依頼で追加料金になりやすいもの|表情・衣装・修正」
が次の判断記事です。
出典
この記事は、2026年8月時点のnizima公式情報をもとに作成しています。