VTuber用のイラストをすでに持っていると、
「パーツ分けまで終わっているなら、Live2Dモデリングだけ頼める?」
「イラストから全部依頼し直す必要はある?」
「nizimaではどんな状態で渡せばいい?」
と迷うことがあります。
結論からいうと、nizimaではパーツ分け済みイラストを用意した状態から、Live2D制作だけをクリエイターへ依頼できます。
nizima公式のオーダーメイド案内でも、Live2D制作の依頼テンプレートに、
「原画の有無(パーツ分け済みかどうかも明記)」
という確認項目があります。さらに、原画の有無やパーツ分割状況、モーションの有無などによって価格・納期が大きく変わると案内されています。
つまり、
キャラクターイラストなし
→ イラストから依頼
一枚絵あり・未パーツ分け
→ パーツ分け+Live2Dを相談
パーツ分け済みPSDあり
→ Live2Dモデリング中心で依頼
という形で、現在持っているデータに合わせて依頼範囲を変えられます。
パーツ分け済みならイラストから作り直す必要はない
すでに、
- キャラクターデザイン完成
- 全身イラスト完成
- Live2D用にパーツ分け済み
- PSDデータあり
という状態なら、原則として最初からイラストを描き直してもらう必要はありません。
Live2D制作を受け付けているクリエイターを探し、
「パーツ分け済み原画があります。Live2Dモデリングのみお願いしたいです」
と相談できます。
nizimaではクリエイターが「イラスト制作」と「Live2D制作」をそれぞれ別に受付設定できるため、Live2Dだけを担当するクリエイターを探すこともできます。
nizimaでは「パーツ分け済み」が依頼条件として想定されている
これはnizima上でも特殊な依頼ではありません。
公式のLive2D制作依頼テンプレートには、
- モデルの用途
- 原画の有無
- パーツ分け済みかどうか
- モーションの有無
などを記載する項目があります。
また、事業者向けのオーダーメイドプランでも、
「パーツ分け済イラスト制作」
「VTuberモデル制作」
など、クリエイターの得意分野が分かる仕組みになっています。
そのため、
パーツ分け済みイラスト → 別のモデラーへLive2D依頼
という流れは、nizimaの仕組みに合っています。
そもそも「パーツ分け済み」とは?
Live2Dでは、一枚の完成画像をそのまま動かすのではありません。
たとえば、
- 顔
- 前髪
- 横髪
- 後ろ髪
- 左目
- 右目
- 眉
- 口
- 首
- 胴体
- 腕
- 衣装
- アクセサリー
など、動かしたい部分を別レイヤーに分けます。
nizimaの購入ガイドでも、Live2Dモデル化を前提として、パーツがレイヤーごとに分けられたPSDファイルが販売されていると案内されています。
このようなPSDがあれば、モデラーは各パーツを使ってLive2D上で動きを付けていきます。
パーツ分けされていれば、どんなPSDでもそのまま使える?
ここは注意が必要です。
パーツ分けされている=必ずそのままLive2D化できる
とは限りません。
たとえば、
- 顔を横に向けたとき必要な部分が描かれていない
- 髪の裏側がない
- 首の後ろが描かれていない
- 目の開閉に必要なパーツが足りない
- 動かしたい衣装部分が一体化している
などがあると、追加の描き足しや再分割が必要になる場合があります。
nizima公式も、Live2D制作ではパーツ分割状況によって価格・納期が大きく変わるとしています。
そのため、モデラーへ依頼する前に、
「このPSDで希望する動きまで作れますか?」
と確認した方がよいでしょう。
パーツ分けした人とLive2Dモデラーが別でも大丈夫?
可能です。
イラストレーターAさんに、
キャラクターイラスト+パーツ分け
を依頼し、
モデラーBさんに、
Live2Dモデリング
を依頼する形です。
nizimaではイラスト制作とLive2D制作が別の受付項目になっているため、このような分業も想定できます。
ただし、別の人へ渡す場合は、
元イラストの利用条件
を確認しておきます。
元イラストを別のモデラーへ渡してよいか確認する
これは重要です。
イラストレーターへお金を払って作ってもらったからといって、
PSDを他のクリエイターへ自由に渡して加工してよい
とは限りません。
元の依頼時に、
- Live2D化してよいか
- パーツ分けPSDを第三者へ渡してよいか
- モデラーによる加工・描き足しが可能か
- 商用VTuber活動に使えるか
を確認しておく方が安全です。
特に、後から不足パーツが見つかった場合、
別のモデラーが直接描き足してよいのか
それとも
元イラストレーターへ修正依頼する必要があるのか
で進め方が変わります。
モデラーへ最初に伝えること
パーツ分け済みPSDから依頼するなら、
「Live2Dをお願いします」
だけでは情報が足りません。
少なくとも、
VTuber用途
YouTubeなどの配信で使うモデルなのか。
原画はパーツ分け済み
PSDがあることを伝えます。
希望する動き
たとえば、
- 顔XYZ
- 体XYZ
- 髪揺れ
- 呼吸
- 目・口
- 表情
などです。
表情差分
必要なものがあれば伝えます。
希望納期
デビュー日などが決まっているなら先に伝えます。
予算
nizimaのオーダーメイドでは、相談時に予算や希望納期を提示してすり合わせる仕組みです。
これらが分かるほど、見積もりを出してもらいやすくなります。
パーツ分け済みなら料金は安くなる?
安くなる可能性はありますが、必ず安くなるとは限りません。
イラスト制作やパーツ分け作業が不要なら、その分の工程は減ります。
一方で、
- パーツ数が非常に多い
- 高可動域
- 表情多数
- モーション多数
- 複雑な衣装
- PSDの修正が必要
なら、Live2Dモデリングだけでも作業量は大きくなります。
nizima公式も、原画の有無、パーツ分割状況、モーションの有無によって納期・価格が大きく変わるとしています。
したがって、
パーツ分け済み=定額で安い
ではなく、
イラスト工程を省ける可能性がある
と考える方が正確です。
「パーツ分け済み」の状態で見積もりを取る方が正確
これからイラストを依頼する段階で、
「Live2Dはいくらですか?」
と聞いても、モデラー側からすると正確な見積もりを出しにくいことがあります。
一方、すでにPSDがあれば、
- パーツ数
- 構造
- 不足パーツ
- モデリング難易度
を確認できます。
そのため、
完成したパーツ分けPSDを見てもらってから正式見積もり
という流れの方が、実際の作業量に近い金額を出してもらいやすくなります。
すでに一枚絵しかない場合はどうする?
一枚絵しかなくても、すぐ諦める必要はありません。
nizimaではLive2D制作の相談時に、
原画の有無とパーツ分け状況
を伝える仕組みになっています。
そのため、
「一枚絵はありますが、パーツ分けされていません」
と相談できます。
その場合は、
- パーツ分けにも対応してもらう
- 別のイラストレーターへパーツ分けを依頼する
- 必要ならイラストから作り直す
などの判断になります。
つまり、
パーツ分け済みならLive2Dだけ依頼しやすい
というだけで、
未パーツ分けなら依頼できない
という意味ではありません。
すでにキャラクターイラストがある人ほど「全部込みプラン」を買わない
nizimaにはイラスト込みのVTuberモデル制作など、さまざまなオーダーメイドプランがあります。
しかし、すでにパーツ分け済みPSDまで持っているなら、
イラスト制作込みのプランをそのまま選ぶ必要はありません。
Live2D制作だけ受け付けているクリエイターや、
「パーツ分け済み原画からモデリング」
に対応しているプランを探した方が、自分の依頼範囲に合います。
これは費用だけでなく、
不要な工程を依頼しない
という意味でも重要です。
別モデラーへ頼むなら作風・動きも確認する
Live2Dモデラーによって、
- 顔の立体感
- 揺れ方
- 表情
- 可動範囲
- かわいい動き
- 落ち着いた動き
などに違いがあります。
nizimaではLive2D作品を購入前にプレビューできる仕組みがあるほか、クリエイターの作品や制作実績も探せます。
そのため、料金だけでなく、
「自分のイラストをこの人に動かしてほしいか」
も見て選ぶ方がよいでしょう。
判断表|今の原画なら何を依頼する?
| 手元の状態 | 依頼の考え方 |
|---|---|
| イラストなし | イラスト+Live2Dを相談 |
| ラフ・デザインのみ | イラスト制作から相談 |
| 一枚絵あり | パーツ分け+Live2Dを相談 |
| パーツ分け済みPSDあり | Live2Dだけ依頼しやすい |
| パーツ分け済みだが不足あり | 描き足し+Live2Dを相談 |
| Live2D完成済み | 修正・追加対応できる人を探す |
Live2Dだけ依頼する前のチェックリスト
依頼前には、次を確認すると進めやすくなります。
- PSDがLive2D用にパーツ分けされているか
- 元イラストのLive2D化が許可されているか
- PSDを別モデラーへ渡してよいか
- 不足パーツを誰が修正するか
- 欲しい可動域・表情が決まっているか
- VTuber用途・商用利用条件に問題がないか
- 予算と希望納期を決めているか
ここまで整理しておけば、モデラーとの相談がかなり進めやすくなります。
結論|パーツ分け済みならLive2Dだけ依頼できる
nizimaでは、パーツ分け済みのイラストを持っている状態からLive2Dモデリングだけを依頼できます。
公式の依頼テンプレートにも、
原画の有無
パーツ分け済みかどうか
を明記する項目があり、パーツ分け状況によって料金・納期が変わることも案内されています。
そのため、
すでにパーツ分け済みPSDを持っている
↓
Live2D制作を受け付けているクリエイターを探す
↓
PSDを確認してもらう
↓
希望する動き・表情・予算・納期を相談
↓
Live2Dだけ依頼
という進め方ができます。
ただし、
パーツ分け済みなら必ずそのまま使える
とは限りません。
希望する動きに必要なパーツが不足していれば、描き足しや再分割が必要になる場合があります。
また、別のイラストレーターが制作した原画なら、
他のモデラーへ渡してLive2D化してよいか
も事前に確認しておきましょう。
つまり、
技術的に依頼できるか
だけでなく、
原画の状態と利用条件の両方が整っているか
を確認してから依頼するのが安全です。
次に読む記事
一枚絵はあるものの、まだLive2D用にパーツ分けしていない場合は、
「nizimaは一枚絵しかなくてもLive2Dモデルを依頼できる?」
を確認してみてください。
イラストとLive2Dを一人へまとめて頼むか、別々に依頼するか迷っている場合は、
「nizimaでVTuberモデルを頼むならイラストとLive2Dを同じ人に依頼する?」
も判断材料になります。
Live2Dだけ依頼することが決まり、実際の相談前に予算・納期・依頼内容を整理したい場合は、
「nizimaでLive2Dモデルを依頼する前に決めること|予算・納期・依頼範囲」
へ進むと依頼準備を整理できます。
出典
この記事は、2026年8月時点のnizima公式情報をもとに作成しています。