1. SERP調査結果
検索意図
検索者は、VTuberの3Dモデルを自作したいが、「VRoid StudioやBlenderは無料と書かれているものの、本当に0円で完成するのか」「途中で素材・ソフト・機材代が必要になるのか」で迷っています。
読後に、今あるPC・iPadと無料素材だけで0円制作できるのか、どこから任意の追加費用が発生するのか、無料にこだわって削るべきでない部分はどこかを判断できることを検索終了地点としました。
SERP本文確認
「VTuber 3Dモデル 無料」「VRoid Blender 費用」「3D VTuber 自作 費用」などで検索し、上位・関連ページを本文まで確認しました。
| 確認先 | 主な回答 | 読後に残る判断 |
|---|---|---|
| VRoid Studio公式 | ソフト本体は無料。プリセット・髪・服などからVRMを作れる | 本当に追加費用なしで足りるキャラの境界 (vroid.com) |
| VRoid Studioガイドライン | 標準素材は広く商用利用可能。第三者素材は個別規約に従う | 無料素材と購入素材を混ぜた場合の扱い (vroid.com) |
| Blender公式 | Blenderは無料・オープンソース。商用制作にも利用可能 | VRM化や素材購入まで無料なのか (blender.org) |
| Blender公式動作環境 | 最新版はPC性能に一定の条件あり | ソフト0円でもPC買替えが必要な場合がある (blender.org) |
| VRM Add-on for Blender | BlenderへVRM読込・編集・書出し機能を追加 | VTuber向け出力でも有料ソフト必須ではない (vrm-addon-for-blender.info) |
| デジタルギア | VRoid・Blenderとも無料と整理 | 「無料=総額0円」かまでは弱い (d-gear.biz) |
| VTubeMe | VRoid Studioを無料3Dルートとして紹介 | 素材・PC・周辺機器を含めた境界が薄い (vtubeme.com) |
| CG STUDIO | Blenderはツール0円、VRoidは素材購入で費用が増える例を紹介 | 任意費用と必須費用が混ざっている (cg-studio.jp) |
| VTuber自作体験記事 | VRoid本体は無料だが、書籍・髪素材を購入した実例 | どこまでなら買わずに済むかが本人次第 (note.com) |
| VSeeFace公式 | VRMをウェブカメラで動かせる無料ソフト | モデル制作後の活動費まで分ける必要がある (vseeface.icu) |
既出回答
SERPですでに十分出ているのは、「VRoid StudioもBlenderも無料」「自作すれば制作会社への依頼費を避けられる」「VRoidは初心者向け、Blenderは自由度が高い」という内容です。
一次情報でも、VRoid Studioは全バージョンを無料で利用でき、Blenderも無料・オープンソースとして商用を含む用途に利用できます。 (VRoid)
まだ残る判断
残るのは、ソフトが無料なら、本当にVTuber用3Dモデルが0円で完成するのかです。
結論から言うと、対応するPCやiPadをすでに持ち、自分でモデル・テクスチャ・衣装を作るなら、VRoid Studioではソフト代0円でVRMまで作れます。標準プリセットを利用するだけなら、追加素材の購入も必須ではありません。 (VRoid)
Blenderもソフト自体は無料で、制作した作品は商用を含め自由に利用できます。VTuber用のVRMを扱うためのVRM Add-on for Blenderも公開されており、VRMの読み込み・編集・書き出しができます。 (Blender)
ただし、0円にならない可能性があるのは、
- 対応PC・iPadを持っていない
- 欲しい髪型・衣装・アクセサリーを購入する
- Blenderの有料素材・講座などを使う
- 自分で作れない部分だけ外注する
- 配信時に手や全身を追跡する機器を追加する
といった場合です。
特に「3Dモデル制作」と「そのモデルをVTuberとして動かす費用」は分ける必要があります。VSeeFaceなら通常のウェブカメラでの顔追跡は無料ですが、手の追跡などは別機器が必要になる場合があります。 (VSeeFace)
この記事の芯
VTuberの3Dモデルは、VRoid StudioでもBlenderでもソフト代0円で作れる。ただし本当に総額0円になるのは「対応端末をすでに持ち、外部素材・外注・追加機材を使わず、自分で必要な部分を作れる場合」。無料かどうかではなく、自分のキャラクターのどこを既存機能で済ませ、どこを追加制作する必要があるかで費用が決まる。
一段下げ判定
合格です。
この記事では「無料ソフトだけで作れる範囲にデザインが収まるか」「追加素材・造形・機材が必要か」という条件の違いによって、0円で完成するか追加費用が発生するかが変わることを明らかにします。
2. 完成記事
VTuberの3Dモデルは無料で作れる?|VRoid・Blenderでかかる費用
VTuberの3Dモデルは、無料で作れます。
代表的なVRoid Studioは無料で利用でき、Blenderも無料の3D制作ソフトです。
ただし、「ソフトが無料」と「VTuber用3Dモデルを用意するための総額が必ず0円」は同じではありません。
すでに対応するPCやiPadを持っていて、髪・服・アクセサリーなども自分で作るなら、ソフト代0円でモデルを完成させることができます。
一方、欲しい衣装や髪型を購入する、自分で作れない小物を外注する、今のPCでは動かないため買い替える、といったところから費用が発生します。
まず「何が無料で、何から有料になり得るのか」を分けると判断しやすくなります。
VRoid Studioはモデルを書き出すところまで無料
VRoid Studioは、3D初心者でも人型キャラクターを作りやすいように作られたソフトです。
顔、体型、髪、服などの土台が用意されており、好きなものを選んで形や色を変更できます。
作ったモデルは、VTuber向けアプリなどで利用できるVRM形式へ書き出せます。
ここまで行うために、VRoid Studioの利用料金を支払う必要はありません。
つまり、
VRoid Studioを入れる。
顔と体を作る。
髪型を作る。
標準の服を加工する。
VRMへ書き出す。
という範囲なら、ソフト代は0円です。
標準の髪や服だけで足りるなら素材代も0円
VRoid Studioには、最初から顔・髪・服などのプリセットが用意されています。
そのプリセットを加工してオリジナルのアイテムを作ることもできます。
例えば、
服の色を変える。
模様を描く。
瞳を自分で描く。
髪を自分で作る。
といった作業です。
欲しいキャラクターがこの範囲で作れるなら、衣装や髪素材を別途買う必要はありません。
3Dモデルを無料で作りたいなら、最初は「買わずにどこまで作れるか」を試せます。
VRoidでお金がかかりやすいのは「自分で作らない部分」
VRoid Studioでは、外部で作られた衣装や髪などを取り込むこともできます。
例えばBOOTHなどでは、VRoid向けの衣装や髪型が配布・販売されています。
ここで有料商品を選べば、その購入費が発生します。
ただし、これはVRoid Studioを使うための必須費用ではありません。
「自分で髪を作るのが大変だから買う」
「欲しい衣装を一から描くより購入したい」
という、時間や仕上がりとの交換で発生する費用です。
最初から「VTuberの3Dモデルを作るには衣装代が必要」と考える必要はありません。
購入素材を使うなら価格より利用条件も確認する
有料・無料にかかわらず、他のクリエイターが作った髪型や衣装を使う場合は利用条件を確認します。
例えば、
VTuber配信で使えるか。
収益化した配信に使えるか。
色や形を変更してよいか。
モデルへ組み込んで使用してよいか。
クレジット表記が必要か。
などです。
「無料素材だから自由」「お金を払ったから自由」という関係ではありません。
自分で作ったもの以外を利用するなら、価格と利用条件を別々に確認します。
iPad版VRoidも無料だが、広告を消す機能は任意で有料
VRoid StudioにはPC版だけでなくiPad版もあります。
モデル制作そのものは無料で利用できます。
2026年6月から、iPad版には広告表示が導入され、広告を消すための「VRoid Plus」という任意のサブスクリプションも追加されています。
ただし、広告を消さなければモデルを作れないというものではありません。
モデル制作のための必須料金ではなく、iPad版を使いやすくするための任意費用です。
そのため「VRoidは有料になった」という意味ではありません。
Blenderもソフト代は0円
Blenderも無料で利用できます。
VRoid Studioのように人型キャラクターの土台から選んで作るソフトではなく、3Dの形そのものを自由に作れるソフトです。
例えば、
独自の体型。
特殊な衣装。
大きな帽子。
機械装備。
人型から外れたキャラクター。
など、VRoidでは作りにくいものまで自分で作れます。
Blenderを使うための月額料金や買い切り料金はありません。
制作した3D作品も、Blenderを使ったという理由だけで商用利用料を取られることはありません。
BlenderからVTuber用VRMを作るためにも、有料ソフトは必須ではない
Blenderでキャラクターを作っただけでは、必ずしもそのままVTuber用のVRMになるわけではありません。
人型としての骨の設定、表情、VRM用情報などを整える必要があります。
BlenderにはVRM Add-on for Blenderという追加機能があり、VRMの読み込み、編集、書き出しができます。
そのため、
Blenderは無料だけれど、VRMへするために必ず別の高額ソフトを買う。
というわけではありません。
無料の制作環境だけで、BlenderからVTuber向けのVRMまで作る方法があります。
Blenderで一番大きい「費用」は時間になりやすい
Blenderではソフト代がかからなくても、別の負担があります。
覚えることが多いことです。
VRoidなら用意された人型を調整できますが、Blenderでは必要に応じて、
3Dの形を作る。
表面の絵を作る。
骨を入れる。
骨を動かしたときの体の変形を調整する。
表情を作る。
VRM用に設定する。
といった作業を自分で行います。
金額だけなら0円でも、何十時間も学ぶことになれば、それも一つの負担です。
「無料だからBlenderの方がお得」と単純には決まりません。
VRoidもBlenderもソフト代は0円なので、違いはむしろ自分が使う時間と、作りたい形です。
Blenderでも有料素材を買えば費用は増える
Blenderですべてを一から作る必要はありません。
既製の3D素材、テクスチャ、追加機能、学習教材などを使う方法があります。
有料のものを選べば、当然その分の費用が発生します。
これもBlenderを利用するための必須費用ではありません。
自分ですべて作るなら0円。
作業時間を減らすために素材や教材を買えば有料。
と考えると分かりやすくなります。
PCを持っていない場合は「無料モデル制作」でも0円ではない
一番見落としやすい費用が、制作する端末です。
VRoid StudioはWindows・macOS・iPadに対応しています。
すでに対応する端末を持っていれば、新しく買う必要はありません。
しかし、対応する端末を持っていないなら、ソフトが無料でも端末代が必要になります。
BlenderはPC向けのソフトです。
現在のBlender公式動作環境では、最低でも一定のCPU・メモリ・グラフィック性能が求められています。
手元のPCが古く、最新のBlenderを正常に動かせないなら、PCの更新が最も大きな出費になる可能性があります。
「Blenderは無料だから0円」と考える前に、自分のPCで動くかを確認します。
VRoidなら高性能なゲーミングPCが必須というわけではない
VRoid Studio公式では、Windows版について8GBのメモリなど動作環境が示されています。
Blenderも最低8GBのメモリを掲げていますが、モデルの複雑さや作業内容によって必要な性能は変わります。
そのため、
VTuber用3Dモデルを無料で試したい。
すでに一般的なPCを持っている。
という人は、まずソフトを入れて動作を確認してから、新しいPCを買うか考える方がよいでしょう。
「3Dだから最初に高額なゲーミングPCを買う」と決める必要はありません。
VRoidから始めて、必要な部分だけBlenderにしても無料で進められる
VRoidとBlenderは、どちらか一方だけを選ばなければならないものではありません。
例えば、
VRoidで顔と体を作る。
VRoidで基本的な髪と衣装を作る。
VRMへ書き出す。
Blenderへ読み込む。
特殊な帽子や装備だけ追加する。
再びVRMへ書き出す。
という方法があります。
この制作ソフト自体に必須の購入費はありません。
人型の体をBlenderで一から作る時間を省きながら、VRoidで足りないところだけBlenderで補えます。
「無料で作りたいが、VRoidだけでは少し足りない」という場合の中間案になります。
無料にこだわってVRoidで無理に作ると、別のコストが増える場合がある
例えばキャラクターに、独特な大きな帽子があるとします。
VRoidで何とか髪の機能を使って帽子らしい形を作ることも考えられます。
しかし、その調整に何日も使うなら、Blenderで形を作る方が早い場合があります。
あるいは、自分では作れないため有料素材を購入する方が早い場合もあります。
無料で済むこと自体はメリットですが、
「無料の方法だけを使うために何十時間もかける」
ことが自分に合っているかは別です。
モデル制作を楽しみたいなら時間を使う意味があります。
早く配信したいなら、数百円・数千円の素材購入で作業時間を減らすという判断もあります。
無料の3Dモデルでも収益化配信に使える?
自分でVRoid StudioやBlenderを使って制作したモデルなら、ソフトが無料だから収益化できないという制限はありません。
VRoid Studioも、特別な利用制限が付いていない標準提供データを使ったモデルについて、配信や商用利用を広く認めています。
Blenderも、Blenderで作った作品について商用利用を認めています。
ただし、外部の髪型、衣装、3D素材などを組み込んだ場合は、その素材の規約が加わります。
「VRoid製だから商用OK」ではなく、モデルの中に何を使ったかまで確認します。
モデルを作った後、VTuberとして動かす費用は別
ここまでの話は「3Dモデルを作る費用」です。
完成したモデルをVTuberとして動かす費用は別に考えます。
例えばVSeeFaceなら、ソフト自体は無料で、通常のウェブカメラによる顔追跡ができます。
すでにウェブカメラ付きPCを持っていれば、顔を動かすだけなら追加費用をかけず試せる場合があります。
しかし、
指を細かく動かしたい。
全身を追跡したい。
より細かな顔の表情を取りたい。
という場合は、追加機器や別のアプリが必要になることがあります。
「モデルが無料で完成した」ことと、「やりたいVTuber活動まで全部0円」は分けて考えます。
0円で作れる人はどんな人?
最も0円にしやすいのは、すでに対応するPCやiPadを持っている人です。
そのうえで、
VRoidの標準プリセットを使う。
髪や服を自分で調整する。
テクスチャも自分で描く。
Blenderが必要なら自分で覚える。
第三者の有料素材を買わない。
外注しない。
という条件なら、モデル制作に新しく支払うお金を0円にできます。
一方、
欲しい衣装は購入したい。
複雑な小物だけ誰かに作ってほしい。
Blenderを学ぶより外注したい。
対応PCを持っていない。
という場合は費用が発生します。
無料か有料かはソフト名だけでは決まりません。
VRoidとBlenderでは、どちらが無料で作りやすい?
人型のアニメ調キャラクターを作るなら、VRoid Studioの方が「追加費用を出さず完成まで行く」ハードルは低くなりやすいでしょう。
最初から人型、骨、表情、衣装の土台などが用意されているからです。
一方、VRoidの範囲では作れないデザインを無理に合わせれば、素材購入や追加加工が必要になることがあります。
Blenderは形そのものを自由に作れるため、購入素材がなくても自作できます。
ただし、その代わりに制作技術と時間が必要です。
つまり、
お金を使わず、用意された人型を調整して作るならVRoid。
お金を使わず、自分の時間を使って形から自由に作るならBlender。
という違いがあります。
結局、VTuberの3Dモデルは無料で作れる?
作れます。
VRoid StudioもBlenderも、モデル制作ソフトそのものは無料です。
すでに対応端末を持ち、用意された機能や自作素材だけで完成できるなら、新しい支払いなしでVTuber用3Dモデルを作れます。
ただし、
PCやiPadが必要。
有料の髪・服・小物を買う。
自分で作れない部分を外注する。
教材を買う。
配信で追加の追跡機材を使う。
といった場合には費用が増えます。
そのため「無料で作れるか」を決めるのは、VRoidかBlenderかだけではありません。
自分のキャラクターを見て、
「無料で用意されたものと自作だけで、どこまで再現できるか」
を確認します。
その範囲で足りれば0円。
足りない部分を素材購入・外注・機材で補うなら、そこから費用が発生します。
ソフト代ではなく、「自分で作らない部分にいくら使うか」が3Dモデル自作の実際の費用になります。