VTuberは最初からオリジナルLive2Dモデルを作る必要がある?

VTuberを始めようとすると、

「最初から自分専用のLive2Dモデルを作るべき?」
「既製モデルや無料モデルだと本気に見えない?」
「続けられるか分からないのに、オーダーメイドへお金をかけていい?」

と迷うことがあります。

結論からいうと、VTuberを始めるために、最初からオリジナルLive2Dモデルを作る必要はありません。

まだ、

  • 配信を続けられるか分からない
  • 活動ジャンルが決まっていない
  • キャラクター設定が固まっていない
  • モデルへ大きな予算を使いたくない

という段階なら、既製Live2Dモデルや別の低コストな方法で活動を試してから、オリジナルモデルへ進む方法があります。

nizimaでは、完成済みLive2Dモデルの購入と、クリエイターへのオーダーメイド依頼の両方ができます。つまり、最初からオーダーメイド一択ではありません。

一方で、

長期間活動すると決めている
キャラクターそのものをブランドとして育てたい

という人なら、最初からオリジナルLive2Dモデルを作る意味があります。

判断したいのは、

「VTuberならオリジナルが必要か」ではなく、「今の自分はオリジナルモデルへ投資する段階か」

です。

VTuberモデルの用意方法はオーダーメイドだけではない

VTuberの姿を用意する方法はいくつかあります。

たとえば、

  • 既製Live2Dモデルを購入する
  • 無料で利用できるモデルを使う
  • Live2Dモデルを自作する
  • 3Dモデルを自作する
  • クリエイターへオーダーメイドする

などです。

nizimaは、イラストやLive2Dデータの購入だけでなく、オーダーメイドの依頼にも対応しています。購入前にLive2Dプレビューでモデルの動きを確認できる仕組みもあります。

また、3DでもよければVRoid Studioを使って自分でキャラクターを作る方法があります。

VRoid Studioは、プリセットなどを組み合わせて3Dキャラクターを作れるソフトで、特別な利用条件が付いていない標準素材については、作成モデルを配信や商用用途で利用できます。

つまり、

VTuberとして活動を始めること

と、

完全オリジナルLive2Dモデルを発注すること

は別に考えて構いません。

まだ続くか分からないなら、先に活動を試してもいい

初めてVTuber活動をする人にとって、一番大きな不確定要素は、

モデルの品質ではなく、自分が活動を続けられるか

です。

実際に始めると、

  • 定期的に配信時間を確保できない
  • 話し続けるのが思ったより難しい
  • ゲーム実況より雑談の方が向いていた
  • 配信より動画投稿の方が楽しい
  • SNS運用まで含めると思ったより負担が大きい

と感じることがあります。

こうしたことは、モデルを作る前には分かりません。

そのため、

まず低コストで配信

活動を続けられるか確認

方向性を決める

オリジナルLive2Dモデルを作る

という順番も合理的です。

既製Live2Dモデルから始める方法もある

2Dモデルを使いたいからといって、必ず自作またはオーダーメイドする必要はありません。

nizimaでは完成済みLive2Dモデルを購入できます。

作品によって内容物や利用条件は異なりますが、VTuber用途に利用できる作品も販売されています。

既製モデルなら、

モデルを探す

動きを確認する

利用条件を確認する

購入する

配信へ導入する

という流れで進められます。

キャラクターデザインから依頼するより、活動開始までの時間を短縮しやすいのがメリットです。

ただし既製モデルは販売条件を確認する

既製モデルを選ぶ場合は、

「オーダーメイドより安いから」

だけで決めない方がよいでしょう。

購入前には、

  • VTuber活動に使えるか
  • 商用利用できるか
  • 他のユーザーも購入できるか
  • 改変できるか
  • 何のデータが含まれているか

などを確認します。

nizimaでも、販売データによって内容物が異なり、作品ごとに利用制限が記載される場合があると案内されています。

特に、

「購入したから、そのキャラクターの権利をすべて自由に使える」

とは限りません。

長期活動を考えているほど、購入条件の確認は重要です。

無料モデルを使う場合も利用条件を見る

無料だから自由に使えるとも限りません。

Live2D公式では無料のサンプルデータも配布していますが、サンプルデータには利用条件があります。

さらに、

  • Live2Dオリジナルキャラクター
  • コラボレーションキャラクター
  • 外部ライセンスキャラクター

で適用される条件が異なります。

たとえば、一部のコラボレーションキャラクターでは商用利用や改変が認められていません。

そのため、無料モデルで活動を試す場合も、

「無料で配られている=VTuberとして自由に使える」

とは考えず、必ず個別条件を確認します。

最初からオリジナルLive2Dモデルを作るメリット

では、最初からオーダーメイドする意味は何でしょうか。

一番大きいのは、

活動とキャラクターを最初から一体で設計できること

です。

たとえば、

  • VTuber名
  • テーマカラー
  • モチーフ
  • 髪型
  • 衣装
  • 表情
  • 世界観
  • 配信ジャンル

を最初から揃えられます。

長期間活動する予定なら、モデルは単なる配信用データではなく、

そのVTuberの顔

になります。

YouTube、SNS、サムネイル、グッズなどにも同じキャラクターを使うことを考えると、オリジナルモデルの価値は高くなります。

最初からオリジナルが向いている人

次のような人なら、最初からオーダーメイドを検討しやすいでしょう。

長期活動すると決めている

「試しに数回やってみたい」

ではなく、

「少なくとも半年、1年以上は続ける」

と決めている場合です。

モデル制作費を、単なるお試し費用ではなく活動への投資として考えやすくなります。

キャラクター設定が固まっている

すでに、

  • 名前
  • キャラクター性
  • モチーフ
  • 衣装
  • 世界観

などが決まっている。

この場合、既製モデルから妥協して選ぶより、自分用のモデルを作る意味が大きくなります。

デビューを企画として準備している

SNSで告知を始めている。

初配信日も決めている。

ロゴや配信画面も同じ世界観で準備する。

このような場合は、初めからオリジナルモデルを用意する方がブランドを統一しやすくなります。

最初からオリジナルにしなくてよい人

反対に、

配信経験がない

まず配信そのものが自分に向いているか確認したい段階です。

何を配信するか決まっていない

ゲーム、歌、雑談、解説など、活動内容が固まっていません。

キャラクター像がまだ曖昧

「かわいい感じ」程度で、長く使いたいデザインが決まっていない状態です。

モデル費用を出すと他の準備ができない

PC、マイク、配信環境などにも費用が必要なら、モデルだけへ予算を集中させない選択もあります。

このような人は、

まず活動を試してから本モデル

でも遅くありません。

活動してから作ると「必要なモデル」が分かる

一度配信を経験してからオーダーメイドすると、依頼内容を具体化しやすくなります。

たとえば、

「雑談が多いから表情を増やしたい」

「ゲーム画面を大きく出すので全身はあまり使わない」

「顔を大きく動かしたい」

「この表情は頻繁に使う」

などです。

活動前は、

なんとなく豪華なモデル

を求めがちです。

活動後なら、

自分の配信に必要なモデル

を考えられます。

これは後から作る大きなメリットです。

後からモデルを変えてもいい

最初は既製モデルなどで活動し、後からオリジナルLive2Dモデルへ変更することもできます。

たとえば、

既製モデル

3か月活動

活動ジャンル確定

キャラクター設定確定

オリジナルモデル制作

新モデルお披露目

という流れです。

ただし、活動期間が長くなると、視聴者が現在の姿をそのVTuber本人として覚える可能性があります。

そのため後でモデルを変えるつもりなら、

  • 名前
  • テーマカラー
  • モチーフ
  • 活動内容

など、将来も残したい要素を先に決めておくと移行しやすくなります。

既製モデルのデザインをそのまま新モデルに使えるとは限らない

ここは特に注意が必要です。

既製モデルを使って活動した後、

「このキャラクターが定着したから、同じデザインで自分専用モデルを作りたい」

と思うことがあります。

しかし、そのデザインの権利を自分が持っているとは限りません。

既製モデルは、購入者に一定の利用許諾が与えられているだけの場合があります。

第三者の著作物を使う場合、そのライセンスや利用条件に従う必要があることはVRoid公式のガイドラインでも明示されています。

そのため、後からオリジナルモデルへ変えるなら、

最初の既製モデルをコピーするのではなく、自分用のデザインを新たに作る

前提で考えた方が安全です。

オリジナルモデルは「高いほど良い」わけではない

最初からオリジナルモデルを作る場合でも、

「せっかくなら全部盛り」

とする必要はありません。

たとえば、

  • 表情差分
  • 高可動域
  • 特殊モーション
  • 衣装差分
  • アクセサリー

などを増やせば、制作内容も増えます。

まだ使うか分からない機能まで最初から用意するより、

活動に必要な範囲から始める

方法もあります。

モデルをオーダーメイドすると決めた後も、

どこまで作ってもらうか

という次の判断が必要です。

判断表|最初からオリジナルを作る?

状態判断
配信経験がないまず試してもよい
活動を続けられるか不明既製・低コスト案を検討
活動ジャンル未定まだ急がなくてよい
キャラクター設定未完成まだ急がなくてよい
長期活動すると決めているオリジナルを検討
キャラクター像が明確オリジナル向き
デビュー企画を準備中オリジナル向き
独自キャラクターを育てたいオリジナル向き
モデル予算を確保済みオリジナルを検討

結論|最初から必要なのではなく、長く使うと決めたら作る

VTuberを始めるために、最初からオリジナルLive2Dモデルを作る必要はありません。

まだ、

続けられるか分からない
活動内容が決まっていない
キャラクター像も固まっていない

なら、既製Live2Dモデルや別の低コストな方法で活動を試してからでも構いません。

一方、

このキャラクターで長く活動する
活動方針も決まっている
独自キャラクターを育てたい

という段階なら、オリジナルLive2Dモデルへ投資する意味が大きくなります。

つまり、

「VTuberデビューするから作る」のではなく、「長く使いたいキャラクターが決まったから作る」

と考えると判断しやすくなります。

次に読む記事

まずLive2Dモデルを自分で作るか、クリエイターへ依頼するか迷っている場合は、

「VTuber用Live2Dモデルは自作と外注どちらがいい?時間と費用で判断」

を確認してみてください。

完成済みモデルを買うか、自分専用モデルを依頼するか迷っている場合は、

「nizimaのLive2Dモデルは買うか作ってもらうか|既製モデルとオーダーメイドを比較」

を読むと、次の選択を整理できます。

既製モデルで活動を始めたい場合は、

「nizimaの既製Live2DモデルからVTuberを始めても大丈夫?」

も判断材料になります。

出典

nizima|VTuber向けLive2D公式マーケット

nizima|購入ガイド

VRoid|VRoid Studioガイドライン

Live2D|Cubism サンプルデータ利用条件

Live2D|サンプルデータ集

この記事は、2026年8月時点のnizima・Live2D・VRoid公式情報をもとに作成しています。