nizimaでVTuber用のLive2Dモデルを依頼するとき、
「表示されている最低価格だけで完成する?」
「表情を増やしたら追加料金になる?」
「衣装変更や修正は最初の料金に入っている?」
と気になることがあります。
結論からいうと、nizimaのオーダーメイドは、表示されている最低価格だけを見て予算を決めない方がいいです。
nizimaではクリエイターごとに最低価格や料金表を設定でき、Live2D制作についても原画の有無・パーツ分割状況・モーションの有無などによって価格や納期が大きく変わると公式に案内されています。
特に追加費用につながりやすいのは、
- 表情差分
- モーション
- 衣装・髪型・小物
- パーツ分けや描き足し
- 可動範囲の拡張
- 当初の依頼範囲を超える修正
- 納品後の追加作業
です。
ただし、何が基本料金に含まれ、何から追加料金になるかはクリエイターごとに違います。
そのため、「表情1個なら必ず○円」のような共通価格はありません。
発注前に、
基本料金に何が入っているか
追加するといくら増えるか
を確認することが重要です。
まず確認|nizimaの表示価格は「最終料金」とは限らない
nizimaでは、クリエイター検索やオーダーメイドプランに最低価格が表示されます。
またクリエイターは受付詳細に、
- 依頼の流れ
- 細かな料金表
- 依頼テンプレート
- よくある質問
などを記載できます。
つまり、
Live2Dモデル制作 50,000円~
と表示されていても、
「自分が欲しい仕様も全部50,000円」
という意味とは限りません。
nizima自身も、オーダーメイドプランの最低価格は見積もり前の参考として使うよう案内しています。
そのため、最初に見るべきなのは、
最低価格
ではなく、
その最低価格に何が含まれているか
です。
追加料金になりやすい1|表情差分
VTuberモデルでは、
- 笑顔
- 怒り
- 困り
- 驚き
- 照れ
- 泣き
などの表情を追加したくなることがあります。
基本料金に何種類か含まれているクリエイターもいれば、表情を追加オプションとして扱う人もいます。
nizima公式では、クリエイターが依頼内容ごとに細かな料金表を設定できる仕組みになっているため、表情の扱いも一律ではありません。
そのため、
「表情差分込み」
と書かれている場合も、
何種類まで含まれるのか
を確認します。
たとえば、
基本2種類まで
3種類目以降は追加料金
という設定も考えられます。
最初から大量に頼むより、
普段使いそうな表情だけ先に依頼する
方法もあります。
表情は「多いほどいい」わけではない
初めてVTuberをする場合、
「せっかくだから10種類くらい欲しい」
と思うかもしれません。
しかし実際には、
笑顔
困り顔
驚き
くらいしか使わない可能性もあります。
使うか分からない表情へ予算を使うより、
実際に活動してから必要な表情を追加する
方法もあります。
ただし、後から追加依頼すると別料金や再依頼の手間が発生する可能性があるため、
最初に絶対使う表情
と
後からでもよい表情
を分けておくとよいでしょう。
追加料金になりやすい2|モーション
モーションも価格が変わりやすい項目です。
nizima公式のLive2D制作依頼テンプレートでも、
「モーションの有無(あれば種類と個数も明記)」
という項目があります。さらに、モーションの有無によって納期・価格が大きく変わると案内されています。
たとえば、
- 手を振る
- お辞儀
- 喜ぶ
- 驚く
- 特殊なポーズ
などを追加すると、作業量が増えます。
そのため、
基本モデリング
と
追加モーション
は分けて見積もられる可能性があります。
「モーション込み」と書いてある場合でも、種類・個数まで確認した方がよいでしょう。
追加料金になりやすい3|新衣装・衣装差分
衣装も追加費用が大きくなりやすい部分です。
新しい衣装を追加するには、
- 新しいイラスト
- パーツ分け
- Live2Dへの組み込み
- 必要な動きの設定
などが必要になる可能性があります。
そのため、
服の色を少し変える
のと、
全く別の衣装を追加する
のでは作業量が違います。
最初から、
夏服
冬服
部屋着
イベント衣装
まで用意すると、モデル全体の費用が大きくなりやすくなります。
初回モデルなら、まず基本衣装1つで活動し、
本当に活動を続けられると分かってから新衣装
でもよいでしょう。
追加料金になりやすい4|髪型・アクセサリー・小物
モデル本体以外にも、
- メガネ
- 帽子
- 猫耳
- 武器
- マイク
- 手持ちアイテム
- 新しい髪型
などを追加したくなることがあります。
nizima公式のクリエイター向け料金例でも、イラスト制作について、
手持ちアイテム
被り物などの装飾品
エフェクト
などを別料金項目として設定する例が示されています。
Live2Dモデルでも、それらを動かすならモデリング作業も必要になります。
「小物1個くらいなら基本料金に入るだろう」
と考えず、追加したいものは最初にすべて伝えた方がよいでしょう。
追加料金になりやすい5|パーツ分け
すでに原画がある場合でも、
Live2D用にパーツ分けされているか
で料金が変わります。
nizima公式ではLive2D制作依頼時に、
原画の有無
パーツ分け済みか
を明記するよう案内しています。さらに、パーツ分割状況によって納期・価格が大幅に変わるとしています。
そのため、
パーツ分け済みPSDあり
→ Live2D中心
一枚絵のみ
→ パーツ分け追加
という違いが出ます。
すでにイラストを持っているからといって、
モデリング料金だけで済むとは限りません。
追加料金になりやすい6|不足部分の描き足し
一枚絵からLive2D化する場合、
単に画像を切り分けるだけでは足りないことがあります。
たとえば、
- 髪の後ろに隠れている顔
- 腕に隠れた服
- 首の後ろ
- 目の開閉に必要な部分
などです。
これらが元イラストに存在しなければ、描き足しが必要になります。
nizima公式が「原画の有無やパーツ分割状況によって価格が大きく変わる」としているのも、このように元データの状態によって作業量が違うためです。
一枚絵から依頼する人は、
パーツ分けだけで済むのか
描き足しまで必要か
を最初に見てもらった方がよいでしょう。
追加料金になりやすい7|可動範囲を広げる
Live2Dモデルでは、
「顔をもっと横まで向けたい」
「体を大きく傾けたい」
「立体感を強くしたい」
など、可動域を広げるほど作業量が増える場合があります。
nizimaの料金例では、
「Live2D公式のサンプルと同程度の可動領域で○円~」
のように、可動領域を基準に価格設定する例が公式に掲載されています。
つまり、
どこまで動くモデルなのか
も料金を左右する要素です。
「高可動域にしてください」
だけでは曖昧なので、過去作品を見て、
このくらい動けば十分
という参考を用意して相談するとよいでしょう。
追加料金になりやすい8|当初の依頼にない修正
修正については、
修正そのもの
より、
どこまでが最初の料金に含まれているか
が重要です。
たとえば、
最初の希望と違うため修正
と
納品直前になって新しい希望を追加
では意味が違います。
最初は、
「赤い髪でお願いします」
と依頼したのに、
完成直前に、
「やっぱり青髪にして衣装も変えたい」
となれば、当初の依頼範囲を超える可能性があります。
nizimaでは、クリエイターが料金表や依頼条件を個別に設定できるため、無料修正回数・追加修正料金もクリエイターごとに確認する必要があります。
修正回数は発注前に確認する
発注前には、
- ラフ修正は何回まで
- モデリング後の修正は何回まで
- 無料修正の範囲
- 追加修正はいくら
- 納品後の修正対応
を確認するとよいでしょう。
書かれていなければ、DMや相談機能で確認します。
nizima公式も、トラブル防止のため使用用途や納品形式など依頼内容をできるだけ具体的に伝えるよう案内しています。
追加料金になりやすい9|発注後の仕様追加
これも注意したいところです。
発注時には、
基本モデルだけ
だったのに、
制作途中で、
「やっぱり表情を3個追加」
「新しいアクセサリーも付けたい」
「別衣装も欲しい」
となれば、当然作業量が増えます。
nizimaのオーダーメイドでは、正式発注前に依頼内容・価格・納期をすり合わせる仕組みがあります。
そのため、
追加したい可能性があるものは発注前に一度相談しておく
方が、最終予算を把握しやすくなります。
「最低価格+少し」で済むとは考えない
たとえば最低価格5万円のクリエイターを見つけた場合、
「6万円くらいあれば大丈夫だろう」
と考えるのは早いです。
仮に、
基本モデリング
+
表情追加
+
パーツ分け
+
モーション
+
小物
となれば、依頼内容は最低価格の想定より大きくなる可能性があります。
nizima公式も最低価格を見積もり前の参考価格として位置付けています。
予算を決めるなら、
基本料金
+
欲しいオプション
+
必要なら修正・追加対応
まで含めて見積もってもらいましょう。
追加料金を減らすには「依頼範囲を先に固める」
追加料金を避ける一番の方法は、
最初の依頼内容を具体的にすること
です。
たとえば、
- パーツ分け済みPSDあり
- VTuber配信用
- 顔XYZ
- 髪揺れ
- 笑顔・困り顔
- 特殊モーションなし
- 衣装1種類
- 予算8万円
などです。
ここまで伝えれば、
「その内容なら○円」
と判断してもらいやすくなります。
逆に、
「かわいくよく動くモデルをお願いします」
だけでは、後から希望を追加する可能性が高くなります。
最初から全部盛りにしないのも追加費用対策
追加料金が怖いからといって、
最初から全部注文しておく
必要もありません。
むしろ初めてなら、
基本モデル
+
必要な表情数個
程度で始め、
活動してから、
新衣装
追加表情
特殊モーション
を依頼する方法があります。
当然、後から依頼すればその都度費用はかかります。
しかし、
使うか分からない機能へ先に払う
より合理的な場合があります。
見積もりをもらったら「含まれるもの」を文章で確認する
総額だけ見て、
80,000円
と確認して終わらせない方がよいでしょう。
できれば、
- 原画制作
- パーツ分け
- Live2Dモデリング
- 表情3種
- モーションなし
- 修正2回まで
- 配信用データ納品
など、
その金額で何が含まれるか
を確認します。
nizimaでは、正式発注前にDMやオーダーメイド相談で内容をすり合わせる仕組みになっています。
この段階で曖昧な部分をなくしておく方が安全です。
追加料金チェック表
| 項目 | 追加料金になりやすさ | 確認すること |
|---|---|---|
| 表情差分 | 高め | 基本料金に何個含む? |
| モーション | 高め | 種類・個数はいくつ? |
| 新衣装 | 高め | イラスト+Live2D両方必要? |
| 髪型変更 | 高め | 新パーツ制作が必要? |
| 小物・アクセサリー | 中〜高 | 表示切替・動きも付ける? |
| パーツ分け | 高め | 手元PSDは対応済み? |
| 描き足し | ケース次第 | 隠れ部分は足りている? |
| 可動域拡張 | 高め | 基本料金の可動範囲は? |
| 修正 | ケース次第 | 無料回数と範囲は? |
| 発注後の仕様追加 | 高い | 追加前に再見積もりする? |
発注前に聞いておきたい5つ
最低限、次の5つを確認するとよいでしょう。
1.最低価格には何が入っていますか?
基本モデリングだけなのか、表情なども含むのか確認します。
2.表情・モーションの追加料金はいくらですか?
欲しい数も伝えます。
3.原画の修正・パーツ分けは必要ですか?
手元データを見てもらいます。
4.修正は何回まで料金内ですか?
制作中・納品後を分けて確認します。
5.この依頼内容で総額はいくらですか?
最終的に、オプションを含めた見積額を確認します。
この5つだけでも、
最低価格を見て発注したら予算を大きく超えた
という失敗を減らせます。
結論|追加料金そのものより「何が基本料金に含まれているか」を確認する
nizimaでLive2Dモデルを依頼するとき、
表情
モーション
衣装
パーツ分け
描き足し
可動域
追加修正
などは、価格が増える要因になりやすい項目です。
nizima公式でも、Live2D制作は原画の有無・パーツ分割状況・モーションなどで価格と納期が大きく変わると案内しています。
ただし、
「表情は必ず追加料金」
「衣装は必ず○円」
というnizima共通料金があるわけではありません。
クリエイターごとに、
基本料金
料金表
修正条件
オプション
が違います。
そのため発注前には、
「この金額で何が完成するのか」
を確認しましょう。
最低価格を見る。
欲しい仕様を全部伝える。
追加料金になるものを確認する。
総額と納期を確認する。
その後に発注する。
この順番なら、Live2Dモデル制作の途中で予想外に予算が膨らむリスクを減らしやすくなります。
次に読む記事
まだ依頼内容そのものが固まっていない場合は、
「nizimaでLive2Dモデルを依頼する前に決めること|予算・納期・依頼範囲」
を先に確認してみてください。
追加費用まで含めて、最終的な予算と納期をどう決めるか迷う場合は、
「nizimaでLive2Dモデルを依頼するとき予算と希望納期はどう決める?」
が次の判断記事です。
利用条件や商用利用まで確認したい場合は、
「nizimaのLive2Dモデルで『商用利用可』はどこまで使える?」
へ進むと、発注前の権利面を整理できます。
出典
この記事は、2026年8月時点のnizima公式情報をもとに作成しています。