Live2D Cubism PROの42日間無料トライアルを使っていると、
「42日後はそのままPROを契約した方がいい?」
「FREE版へ戻しても大丈夫?」
「モデルが完成していてもPROを継続する意味はある?」
と迷うことがあります。
結論からいうと、42日使ったからという理由だけでPRO版を契約する必要はありません。
判断するときは、
① 作っているモデルがFREE版の制限内に収まるか
② モデルが完成しているか
③ 完成後もCubism Editorで修正するか
④ PROでしか使えない機能を今後も必要とするか
の4点を確認します。
Live2D公式では、PRO無料トライアルは最初に有効化した日から42日間利用でき、FREE版は基本的なモデル・アニメーション制作向けとして期間制限なく利用できます。PROとFREEにはデータ互換もあります。
つまり、
42日間=契約を決める期限
ではなく、
PROが自分に本当に必要か確認する期間
と考えるのがよいでしょう。
まず確認|42日間のトライアルが終わったらどうなる?
Live2D Cubism EditorのPRO無料トライアルは、最初に有効化した日から42日間です。
トライアル期限後は、Editorそのものが完全に使えなくなるわけではありません。
Live2D公式マニュアルでは、トライアル期限後は保存・書き出し関連に制限された状態でEditorを起動でき、FREE版として利用することもできます。
したがって、
「42日目までに契約しないと作ったデータが全部使えなくなる」
と焦る必要はありません。
まず、自分が今後どこまでCubism Editorを使うかを整理します。
判断基準1|FREE版へ戻すとモデル制作に困る?
一番大きな判断基準です。
Live2D Cubism FREEには制作上の制限があります。
たとえばFREE版では、
- テクスチャ:1モデルにつき2048px・1枚まで
- アートメッシュ:100まで
- モーション用パラメータ:30まで
などの上限があります。
また、FREE版の制限を超えると保存できません。
そのため、
今作っているモデルがFREE版の範囲内
→ PRO契約を急ぐ必要は低い
FREE版の上限を超えている
→ 今後も編集するならPRO契約を検討
という分け方ができます。
FREE版へ戻りやすい人
たとえば、
- シンプルなモデル
- アートメッシュ100以内
- パラメータもFREEの範囲内
- テクスチャ1枚で足りる
- 今後大きく作り込む予定がない
なら、FREE版でも足りる可能性があります。
PROを継続しやすい人
反対に、
- パーツ数が多い
- FREE版の上限をすでに超えている
- 複数テクスチャを使っている
- 表情・動きをさらに増やしたい
- 今後も本格的に作り込みたい
なら、FREEへ戻すことで制作しにくくなります。
重要なのは、
「PROを42日使ったか」ではなく、「FREEへ戻したとき何ができなくなるか」
です。
判断基準2|モデルはもう完成している?
次に確認したいのが、モデルの完成状況です。
モデルが完成している
すでに、
- モデリング完了
- 動作確認完了
- 書き出し完了
まで終わり、その後Cubism Editorをほとんど使わない予定なら、PROを継続する必要性は低くなります。
Cubism Editorはモデルを制作・編集するソフトです。
完成したモデルを対応するVTuber向けアプリなどで動かすだけなら、Cubism Editorを常時使うとは限りません。
まだ制作途中
一方、
- 顔の動きを直したい
- 表情を追加したい
- 物理演算を調整したい
- 髪や衣装をさらに作り込みたい
という状態なら、PROを継続する意味があります。
特にFREEの制限を超えた状態で制作しているなら、その後の編集を考えてPRO契約を検討しやすくなります。
判断基準3|完成後もモデルを修正する?
VTuberモデルは一度完成すれば終わりとは限りません。
実際に配信すると、
「口の開き方をもう少し変えたい」
「笑顔を増やしたい」
「髪の揺れを弱くしたい」
など、使ってみて初めて気付くことがあります。
さらに活動を続ければ、
- 新しい表情
- アクセサリー
- 新衣装
- 髪型変更
- モデル全体のアップデート
をしたくなることもあります。
このように、
完成後も自分でモデルを育てていく
なら、PRO契約の価値は高くなります。
反対に、
完成したモデルをそのまま長く使う
のであれば、PROを継続する必要性は下がります。
判断基準4|PRO版だから使えていた機能がある?
42日間はPRO機能が使えるため、
自分がPROを必要としていたのか
を意識しないまま使っている場合があります。
一度、
「この42日間で、PROだから使えた機能は何だったか」
を確認してみましょう。
たとえば、
- FREE版のアートメッシュ上限を超えた
- 複数テクスチャを使った
- FREEでは利用できない制作機能を使った
- 制作効率を上げるPRO限定機能を頻繁に使った
などです。
Live2Dには、PROライセンスが必要な素材分けPhotoshopプラグインなどもあり、このプラグインは42日間のトライアル中にも利用できます。
「この機能がないと困る」
と具体的に言えるなら、PROを契約する理由があります。
逆に、
「特にPRO限定機能を意識しなかった」
なら、一度FREEへ戻して確認してもよいでしょう。
FREE版へ戻してもPROのデータは開ける
PROとFREEにはデータ互換があります。
PRO版で作成したモデルをFREE版で開くこと自体はできます。
ただし、FREE版で保存する場合は注意が必要です。
PROで作ったモデルがFREE版の機能制限を超えている場合、
FREE版の制限内まで編集しないと保存できません。
たとえば、
アートメッシュが100を超えている
複数テクスチャを使用している
パラメータ数がFREEの上限を超えている
というモデルです。
したがって、
PROで作ったモデルをFREEで開ける
と
FREEでそのまま編集・保存できる
は別です。
迷うなら一度FREEへ戻して試してもいい
PRO契約が必要か判断できない場合、
実際にFREE版で困るか試す
方法があります。
たとえば、
トライアル終了
↓
FREE版で起動
↓
普段行いたい編集を確認
↓
困らない
→ FREE継続
困る
→ PRO契約
という順番です。
FREE版やトライアル版から、後からPRO版をライセンス認証することもできます。
そのため、
「迷うから先に年間契約しておこう」
と急ぐ必要はありません。
トライアルを開始したら42日間のカウントは止められない
まだトライアルを始めていない人は、ここも知っておきたいところです。
Live2D公式ヘルプでは、FREE版を先に利用することができます。
一度PROトライアルを開始すると42日間のカウントが始まり、途中でFREE版に切り替えてもカウントは止まりません。
そのため、
- 本番用イラストがまだない
- パーツ分けが終わっていない
- Cubismの基本操作をまだ覚えていない
なら、まずFREE版で準備し、
PRO機能が必要になった段階で42日間を開始する
方法があります。
トライアル中に有料PROを買うなら開始日に注意
トライアル期間中にPROライセンスを購入することも可能です。
ただしLive2D公式ヘルプでは、PROライセンスを購入した場合、購入した時点から有料ライセンスの利用期間が開始すると案内されています。
また、PROライセンスを認証しても42日間のトライアル期間は停止しません。
そのため、
「あと20日トライアルが残っているけど、とりあえず今年間プランを買っておこう」
とすると、有料期間と無料期間が重なることがあります。
急いで必要でなければ、
トライアルを使い切ってから購入する
という判断もできます。
トライアル終了後すぐPROを契約しやすい人
次のような場合は、そのままPROを検討しやすいでしょう。
- FREE版の制限を超えるモデルを制作している
- モデルがまだ完成していない
- 完成後も自分で修正したい
- 新衣装・表情などを追加したい
- PRO限定機能を頻繁に使っている
- 別のLive2Dモデルも作る予定
- Live2Dモデリングを継続して学びたい
この状態なら、PROは単なる「42日の続き」ではなく、
今後も使う制作環境
になります。
すぐ契約しなくてもよい人
反対に、
- モデルは完成している
- 書き出しも済んでいる
- FREE版の制限内
- 今後Cubism Editorをほぼ使わない
- 今回1体作っただけ
- PRO限定機能がなくても困らない
なら、PRO契約を急ぐ必要性は低いでしょう。
必要になったら後からPROへ移行できます。
5項目で最終判断する
迷ったら、次の5つを確認してみてください。
1.FREE版の制限を超えている?
はい
→ PROを検討
いいえ
→ 次へ
2.モデルは完成している?
いいえ
→ PROを検討
はい
→ 次へ
3.完成後も自分で修正する?
はい
→ PROを検討
いいえ
→ 次へ
4.PRO限定機能がないと困る?
はい
→ PROを検討
いいえ
→ 次へ
5.今後もLive2D制作を続ける?
はい
→ PROを検討
いいえ
→ FREEへ戻す選択肢
結論|42日後に「FREEでは足りない」と分かったら契約する
Live2D Cubism PROの42日間無料トライアルが終了したからといって、そのまま有料版へ移る必要はありません。
判断するときは、
FREE版の制限を超えているか
モデルがまだ制作途中か
完成後も編集するか
PRO限定機能を今後も使うか
Live2D制作を続けるか
を確認します。
モデルが完成していて、FREE版でも困らないなら、そのままFREEを使う選択があります。
一方、
FREEへ戻すと制作・修正で困る
と42日間で分かったのであれば、PROを契約する理由があります。
つまり、
「42日使ったから契約する」のではなく、「42日使った結果、PROが必要だと分かったから契約する」
という順番です。
無料トライアルは、契約するためのカウントダウンではありません。
PROにお金を払う価値が自分にあるかを確認する期間
として使うと判断しやすくなります。
次に読む記事
FREE版へ戻した場合に何が制限されるのか確認したい場合は、
「Live2D Cubism FREEとPROの違い|VTuberなら有料版が必要になるのはどんなとき?」
を確認してみてください。
自分用モデル1体だけなら有料PROまで必要なのか迷っている場合は、
「Live2Dモデルを1体だけ作るためにCubism PRO版を契約する必要はある?」
も判断材料になります。
PROを継続する方向で、月額ではなく年間プランまで必要か迷っている場合は、
「Live2D PRO年間プランはどんな人なら元が取れる?」
を読むと次の判断ができます。
出典
Live2D Manuals & Tutorials|Cubism Editorを起動する
Live2Dヘルプ|トライアル版を利用しないでFREE版を利用したい
Live2Dヘルプ|トライアル期間中にPROライセンスを認証したら無料期間はどうなる?
Live2D Manuals & Tutorials|素材分けPhotoshopプラグイン
この記事は、2026年8月時点のLive2D公式情報をもとに作成しています。