VTuber用のLive2Dモデルを用意しようとすると、
「自分で作れば安く済む?」
「nizimaで既製モデルを買った方が早い?」
「どうせお金を出すなら最初からオーダーメイド?」
と迷うことがあります。
結論からいうと、Live2Dモデルへのお金のかけ方は、金額だけではなく「自分の時間を使うか」「独自性にお金を払うか」で決めると分かりやすいです。
大きく分けると、
制作費を抑えて、自分の時間を使える
→ 自作
制作時間を使わず、完成済みモデルから選びたい
→ nizimaの既製モデル購入
制作時間を使わず、自分専用のキャラクターを作りたい
→ オーダーメイド
です。
Live2D Cubismには期間制限なく使えるFREE版と、42日間のPRO無料トライアルがあります。一方、nizimaでは完成済みLive2Dモデルの購入とオーダーメイドの両方が用意されています。
つまり、
安い順に自作→既製→オーダーと進めばいい
というより、
自分が何を節約したいのか
で選ぶものです。
まず3つの違いを整理する
自作
自分でLive2D Cubismを使ってモデルを制作します。
モデル制作費そのものは抑えやすい一方、
- Live2Dを覚える
- パーツ分けを理解する
- モデリングする
- 動作確認する
- 修正する
時間が必要です。
nizimaの既製モデル
すでに完成しているLive2Dモデルを購入します。
nizimaではVTuber向けLive2Dモデルなどが販売されており、対応作品は購入前にLive2Dプレビューで動きを確認できます。
自分で制作する時間を大きく減らせる一方、基本的には販売中のモデルから選びます。
オーダーメイド
クリエイターへ希望を伝え、自分用のLive2Dモデルを制作してもらいます。
nizimaではオーダーメイドプランがあり、プランごとに最低価格と納期目安を確認できます。
独自性は高くなりますが、既製モデルより費用・制作期間が必要になりやすくなります。
一番安くしたいなら自作?
金銭だけで見るなら、自作から試す方法があります。
Live2D Cubism FREEは期間制限なく無料で利用でき、基本的なモデルやアニメーションを制作できます。
さらにCubism PROには42日間の無料トライアルがあります。
そのため、
FREEで練習
↓
必要なら42日間PROトライアル
↓
モデル完成
という進め方もできます。
ただし、
自作=無料
とは限りません。
モデル用イラストを自分で描けないなら、イラスト制作を依頼する必要があります。
また、FREE版には制作上限があります。たとえばテクスチャは2048px・1枚までなどの制限があり、FREE版の制限を超えると保存できません。
つまり自作は、
お金を使わない方法
というより、
制作費の代わりに自分の時間と学習を使う方法
です。
自作が向いているのはLive2Dそのものを覚えたい人
自作が特に向くのは、
- Live2D制作そのものに興味がある
- 今後も複数モデルを作りたい
- 新衣装や表情を自分で追加したい
- モデリングを趣味・仕事にしたい
- 制作時間を確保できる
人です。
この場合、Live2Dを覚える時間は一度きりの損失ではありません。
今後も使える技術になります。
反対に、
自分用モデル1体を作ったらLive2D制作はもうしない
のであれば、その1体のためだけに何十時間も学習する価値があるかは考えた方がよいでしょう。
お金より時間を節約したいならnizima既製モデル
「Live2Dを覚える時間は使いたくない」
「できるだけ早くVTuberを始めたい」
なら、nizimaの既製モデルが使いやすい選択です。
nizimaではLive2Dモデルを価格帯などで検索でき、購入可能な作品は決済後にデータを入手できます。作品によってデータ内容や利用条件が異なるため、購入前の商品詳細確認は必要です。
既製モデルなら、
Live2Dを勉強
↓
制作
↓
修正
という工程を省いて、
モデルを探す
↓
プレビュー確認
↓
購入
↓
配信準備
へ進めます。
時間をお金で買う
という意味では、既製モデルは非常に分かりやすい選択です。
初めてVTuberをするなら既製モデルが中間になりやすい
自作とオーダーメイドの間にあるのが既製モデルです。
初めてVTuberをする人は、
「活動を続けられるか」
もまだ分かりません。
この段階で、
何十時間もLive2Dを勉強する
または
高額なオーダーメイドをする
より、
完成済みモデルを購入して活動そのものを試す
方法があります。
たとえば、
既製モデルで開始
↓
3か月活動
↓
継続できる
↓
必要な表情・動きが分かる
↓
オーダーメイドを検討
という流れです。
既製モデルは、
安いオーダーメイドの代用品
というより、
自分に必要なモデルを知るための中間地点
として使えます。
既製モデルの弱点は「自分専用ではない」こと
既製モデルは完成しているから早い反面、
モデルを自分に合わせるのではなく、自分がモデルを選ぶ
ことになります。
たとえば、
「髪型は好きだけど衣装が違う」
「表情はいいけれどキャラクター像と合わない」
ということがあります。
また、nizimaには複数のユーザーが購入できるモデルもあります。
そのため、
他のVTuberと同じモデルでも問題ない
なら既製モデルを選びやすくなります。
一方、
自分だけのキャラクターとして長く活動したい
なら、オーダーメイドの価値が高くなります。
オーダーメイドは「高いモデルを買う」ではない
オーダーメイドは、
既製モデルより豪華なものを買う方法
ではありません。
本質は、
自分の希望に合わせて作ってもらうこと
です。
nizimaでは、完全オリジナルのLive2Dモデルやイラストをクリエイターへ依頼でき、オーダーメイドプランには最低価格と納期の目安が表示されます。
たとえば、
- キャラクターデザイン
- 髪型
- 衣装
- 表情
- 可動域
- モーション
などを相談できます。
したがって、
販売中のモデルを見ても欲しいものがない
なら、オーダーメイドへ費用を出す意味があります。
オーダーメイドが向いているのは「欲しいモデルを説明できる人」
初めてVTuberをする人でも、最初からオーダーメイドして構いません。
ただし、特に向いているのは、
- 長期間活動すると決めている
- キャラクター設定が完成している
- 欲しい見た目が明確
- 必要な表情・動きもある程度分かる
- 制作完成まで待てる
- 予算を確保している
人です。
この状態なら、
既製モデル
↓
数か月後にオーダーメイド
と二重に費用を払うより、最初から自分用モデルを制作してもらう方が合理的な場合があります。
「お金をかけるならオーダーメイド」は必ずしも正解ではない
予算が10万円あるからといって、
自作ではなくオーダーメイド
と自動的に決まるわけではありません。
たとえば、Live2D制作自体を楽しみたい人なら、
イラスト制作だけ外注
+
自分でLive2D
という使い方もあります。
反対に、Live2D制作に全く興味がないなら、
Cubism PRO
教材
制作時間
へお金と時間を使うより、完成モデルを買った方が効率的かもしれません。
重要なのは、
お金をどこまで使えるか
だけでなく、
自分がどこまでやりたいか
です。
「自作+外注」という中間もある
3択に見えますが、実際には組み合わせもできます。
たとえば、
イラストだけ依頼してLive2Dは自作
キャラクターデザインやイラストはプロへ任せ、自分でモデリングします。
パーツ分けまで依頼してLive2Dは自作
Live2D用PSDまで作ってもらい、Cubismでの制作だけ自分で行います。
一枚絵は自分で用意してLive2Dを依頼
イラスト費を減らし、モデリングだけ外注します。
nizimaでもLive2Dモデル化を前提としたパーツ分け済みPSDが扱われ、オーダーメイドでは「パーツ分け済イラスト制作」「VTuberモデル制作」など制作分野を分けて探せます。
つまり、
全部自分
か
全部外注
の二択ではありません。
どこにお金を使うと一番効果が大きい?
自分が苦手な工程へ使うのが基本です。
絵は描ける・Live2Dも興味がある
→ 自作
絵は描ける・Live2Dを覚えたくない
→ Live2Dだけ外注
絵もLive2Dもできない・早く始めたい
→ 既製モデル
絵もLive2Dもできない・独自キャラが欲しい
→ オーダーメイド
好きな絵師がいる・Live2Dは別の人に頼みたい
→ イラストとLive2Dを分業
このように、
できないところ全部にお金を使う
のではなく、
自分が時間を使いたくない工程へお金を使う
と整理すると判断しやすくなります。
自作にお金をかけるなら何へ払う?
自作を選ぶ場合でも、ゼロ円にこだわる必要はありません。
たとえば、
- キャラクターイラスト
- パーツ分け
- Cubism PRO
- 教材
などです。
Cubism FREEで足りるなら無料で始められますし、PRO機能が必要なら42日間のトライアルもあります。
つまり、自作の場合は、
モデル完成品へ払う
のではなく、
自分が制作しやすくなる部分へ払う
という考え方です。
既製モデルにお金をかけるなら何を見る?
既製モデルでは、単純に高いものを選ばず、
- 自分が気に入るデザインか
- モデルの動き
- VTuber用途
- 販売データ
- 利用条件
- 他のユーザーも購入できるか
を確認します。
nizimaでは価格帯で検索でき、対応作品なら購入前にLive2Dプレビューで動きを確認できます。
つまり既製モデルへ払うお金は、
制作費
というより、
完成したモデルをすぐ使えることへの対価
でもあります。
オーダーメイドにお金をかけるなら何を優先する?
オーダーメイドで最初から、
- 表情大量
- 衣装複数
- 特殊モーション多数
- 小物多数
まで入れる必要はありません。
初回なら、
- キャラクター基本デザイン
- Live2D用イラスト
- 基本的な顔・目・口の動き
- 必要な髪・体の動き
- よく使う表情
- 配信可能な完成データ
を優先する方法があります。
活動後に必要性が分かったら、
新衣装
追加表情
特殊モーション
などへ追加投資できます。
オーダーメイドだからといって、最初から全部盛りにする必要はありません。
3つを費用以外で比べる
| 比較 | 自作 | nizima既製 | オーダーメイド |
|---|---|---|---|
| 自分の制作時間 | 多い | 少ない | 少ない |
| Live2D学習 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 活動開始まで | 遅くなりやすい | 早い | 制作待ちあり |
| 完成形を事前確認 | 自分で作る | ◎ | △ |
| キャラクター自由度 | ◎ | △ | ◎ |
| 他人との重複 | なし※ | 作品による | 抑えやすい |
| 後から自分で修正 | ◎ | データ・条件次第 | データ・条件次第 |
| 初心者のお試し | ○ | ◎ | △ |
| 長期ブランド活動 | ○ | △〜○ | ◎ |
※自作でも第三者素材を利用する場合はその利用条件によります。
迷ったら「お金・時間・独自性」の3つで判断する
お金をなるべく使いたくない
制作時間は使える。
→ 自作
時間を使いたくない
既製デザインから選んでもよい。
→ nizima購入
時間も制作技術も使いたくない
ただし自分専用のモデルは欲しい。
→ オーダーメイド
この3つでかなり整理できます。
初めてVTuberをするならどこまで選ぶ?
初めてで、
活動が続くかまだ分からない
なら、
FREEで少し自作を試す
または
nizimaの既製モデルで活動を試す
ところまでで十分な場合があります。
反対に、
自作してみて、
「Live2D制作が楽しい」
ならそのまま自作を続ける。
既製モデルで活動して、
「自分専用のキャラクターが欲しい」
となったらオーダーメイドへ進む。
最初から最終形を決める必要はありません。
ただし何度も乗り換えると結果的に高くなる
注意したいのは、
自作用ソフト・素材購入
↓
挫折
↓
安い既製モデル購入
↓
すぐ不満
↓
別の既製モデル購入
↓
結局オーダーメイド
という流れです。
一つ一つは安くても合計すると高くなります。
そのため、
自作するなら、Live2Dを覚える意思があるか
既製モデルを買うなら、一定期間そのモデルを使えるか
オーダーメイドするなら、長期活動する意思があるか
を一度考えてから選ぶと無駄を減らせます。
判断表|どこまでお金をかける?
| 今の状態 | 選びやすい方法 |
|---|---|
| Live2Dを学びたい | 自作 |
| 時間はある・予算を抑えたい | 自作 |
| 1体だけ欲しい・制作に興味なし | 既製・外注 |
| とにかく早く配信したい | nizima既製 |
| VTuber活動が続くか不明 | nizima既製も有力 |
| 好みの既製モデルがある | nizima購入 |
| 長期活動すると決めている | オーダーメイド検討 |
| 自分専用キャラが必須 | オーダーメイド |
| キャラ設定が完成している | オーダーメイド向き |
| イラストはある | Live2Dだけ外注も候補 |
| Live2Dを今後も制作する | 自作へ投資しやすい |
結論|お金をかける場所は「自分がやりたくない工程」で決める
Live2Dモデルを用意するとき、
自作が一番安い
オーダーメイドが一番いい
と単純には決められません。
自作は、
お金を抑える代わりに、自分の時間を使う方法。
nizimaの既製モデルは、
自分の制作時間を使わず、完成品をすぐ利用するためにお金を使う方法。
オーダーメイドは、
自分で制作せず、自分専用のキャラクターを得るためにお金を使う方法。
です。
初めてVTuberをするなら、
Live2D制作そのものを覚えたい
→ 自作を試す
制作には興味がなく、まず配信したい
→ nizima既製モデル
長く活動すると決めていて、自分専用キャラクターが必要
→ オーダーメイド
と考えると分かりやすいでしょう。
そして、
イラストだけ外注
Live2Dだけ外注
パーツ分けまで外注
という中間もあります。
つまり最初に考えるのは、
「いくらまで払えるか」だけではありません。
自分はどの工程なら時間を使ってもいいのか。
どの工程から先は、お金を払って人に任せたいのか。
そこが決まれば、自作・既製モデル・オーダーメイドのどこまで選ぶかも決めやすくなります。
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自作と外注の2択でもう少し詳しく時間・費用を比較したい場合は、
「VTuber用Live2Dモデルは自作と外注どちらがいい?時間と費用で判断」
を確認してみてください。
Live2Dを覚える時間を使わないと決めた場合は、
「Live2Dを覚える時間がない|nizimaで既製モデルを買う?オーダーする?」
を読むと、既製モデルとオーダーメイドを比較できます。
既製モデルかオーダーメイドまで絞れた場合は、
「nizimaのLive2Dモデルは買うか作ってもらうか|既製モデルとオーダーメイドを比較」
へ進むと、購入直前の判断ができます。
出典
この記事は、2026年8月時点のnizima・Live2D公式情報をもとに作成しています。